谷原秀人は上位キープも、ついにオーバーパー
2012/05/11 20:16
栃木県の烏山城カントリークラブで開催中の国内男子ツアーの今季メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」2日目。5アンダーの3位タイで出た谷原秀人は「73」とスコアを落とし、通算4アンダーの6位タイと一歩後退した。
インコースで2日目のティオフを迎えた谷原は、序盤につまずいた。3ホール目の12番。ティショットを左に池に打ち込んだのをきっかけにダブルボギー。「昨日より今日のほうが風も強い気がしたし、難しかった。ずっと(前の組が)詰まっていたので、待ち時間も長かった」という午後のコンディションの中、苦しい展開を強いられた。
開幕戦の「東建ホームメイトカップ」から前日、今大会の第1ラウンドまで今季は一度もオーバーパーが無く、安定したプレーを披露していた。後半アウトの出だし、1番(パー5)で初バーディを決め、5番(パー3)では右から5メートルのバーディパットを沈めて、スタート時のスコアに戻す。しかし終盤8番でパーオンを逃し、2パットでボギー。ついに“記録”は途切れてしまった。
それでも「まあ、こんなもんじゃないですか」と淡々。決勝ラウンド2日間を見据え「バーディを獲っていかないといけない」と落ち込む様子など無い。2シーズンぶりの勝利へ、仕切りなおす。(栃木県那須烏山市/桂川洋一)