チャリティプロアマが5日開幕! 遼、松山が意気込み
5日(土)から2日間に渡り、千葉県の麻倉GCで開催される「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」。開幕に先んじて4日夜、成田市内のホテルで前夜祭が華やかに催され、出場を予定している石川遼や池田勇太らプロゴルファー、そして大会を彩る多くの著名人たちが出席した。
青木功、王貞治、ミュージシャンの日野皓正の3人が実行委員となり、東日本大震災の震災孤児や、子ども達を支援する施設や団体へのチャリティを目的に09年から始まった今大会。チャリティ収益は年々増えており、昨年は総額6,510万円にも上った。前夜祭では3人が揃っての会見が開かれ、青木は「テレビを見た子供たちに“ゴルフってこんなに楽しいんだ”と思ってもらいたい。そのための、できる限りの役をやっていければな、と思うね。良いことと悪いことは背中合わせ。みんなで手をつないで、早く震災の復興に役立ててもらえればいい」と、改めて今大会への想いを口にした。
例年、男子ツアーが組み込まれていないオープンウィークの開催とあり、石川は第1回大会から4年連続の出場。「今年も、この大会に出させていただいたことに感謝したいです。チャリティ志向が本当に高い大会で、毎年たくさんのお金を集めていただいている。今年はより一層、チャリティへの気持ちを高めていって、自分の試合も頑張れればと思います」と意気込んだ。石川は初日、今大会初出場となる俳優の中井貴一と同組でプレーする。
また、今大会のアマチュア部門の1人として、東北福祉大に在学する松山英樹が出場することが発表となった。松山は、プロゴルファーの渡辺司、タレントの岩本恭生と同組に。会見では「こういう機会を与えてくれて嬉しく思い、感謝しています。チャリティに少しでも貢献できれば。頑張ります」と、テレビクルーの前で緊張の面持ちだった。(千葉県成田市/塚田達也)