日本とアジア、転戦を続ける市原弘大が首位と3打差に!
2011/06/04 18:35
茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで行われている国内メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」3日目。3オーバーの23位タイからスタートした市原弘大が6バーディ、1ダブルボギーの「67」をマークして通算1アンダーの5位タイに急浮上してきた。
1番でバーディ発進を決めた市原は、この日のフェアウェイキープ率28.57%と、ティショットが本調子でなかったが、その後もバーディを積み重ねた。12番の第1打を右に曲げ、OBとしてダブルボギーを叩いたが、16番からの2連続バーディで“チャラ”にする粘り腰。「バーディチャンスについたのが、入ってくれました」と笑顔を見せた。
「試合があればどこでも行く」という信念から、日本ツアー、アジアンツアーを中心に転戦。近年には国内外で年間40試合近く出場したこともある。今季は両ツアーでシード権を保持。「アジアは芝が全然違う。アプローチでもっと引っかかったりします。こういう(今大会の)セッティングでやる方が楽しいし、やりがいがある」とタフなコースも歓迎。首位の山下和宏とは3打差。狙うはもちろん、悲願の初優勝だ。