J.M.シン、宣言通りの復活劇!/ザ・ロイヤルトロフィ2日目
2011/01/08 20:21
タイで開催されているアジア選抜対欧州選抜の対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」の2日目、インドのジーブ・ミルカ・シンが、周囲の不安を払拭するプレーでアジア選抜のリードに貢献した。
シンは、今大会前に背中を痛め5週間の休養をとっていた。試合開始直前までメンバー入りすら危ぶまれていたが、出場を強行。だが、T.ジェイディと組んで挑んだ初日のフォアサムマッチでは、P.ハンソン&F.アンダーソンヘッド組に7&5で大敗していた。
それでも初日終了後には、「体的には、ラウンド前もラウンド後も状態は良い。どちらかというと錆びつきの問題で、5週間も球を打たず、しかもフォアサムという2回に1回しか打たないフォーマットでは仕方ない」と、落胆した様子は見せなかった。
迎えた2日目は、自身も得意というフォアボールマッチ。K.キョンテとのペアでJ.エドフォース&H.ステンソン組と対戦すると、終盤1アップまで迫られるも、最終ホールで逃げ切って見事に勝利をもぎ取った。
「私のパートナーが素晴らしいゴルフをして、いくつかの重要なパットを決めてくれた。私も何ホールかで助けることが出来てよかった」とシン。この日のアジアチームは4試合すべてで勝利を奪う大活躍だっただけに、シンもほっと胸を撫で下ろしていることだろう。