2010年 日本オープンゴルフ選手権競技

4位の武藤俊憲「そろそろ本気でエンジンかけないと!」

2010/10/15 18:40
18番で池を免れ、ラフから2打目を打った武藤俊憲

国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の大会2日目。1番ホールスタートの最終組から3つ前でラウンドした武藤俊憲が、スコアを4つ伸ばして通算6アンダーの単独4位に浮上してきた。

スタートの1番はティショットでフェアウェイを捕らえながらも、2打目がグリーン手前のバンカーに捕まりボギーを叩く。「朝は体が起きていなかったというか、今日はダメだなって思いました」と話す武藤は、3番でもボギーを叩き、イーブンパーまで後退した。

しかし、5番、6番で連続バーディを奪うと、7番ではボギーを叩くが、8番から再び連続バーディ。そして後半の13番パー3から3連続バーディを奪い上位に駆け上がってきた。そして最終18番は、ティショットを右に曲げたが、運よく池の手前の木に当たりラフへ。2打目もグリーンをオーバーしたが、パーをセーブした。

武藤は今季ケガなどの影響もあり、上位に入る回数が少なく、現在は賞金ランキング92位と低迷中だ。「そろそろ本気でエンジンかけないと、残りの試合数も減ってきちゃったので」と、焦りを感じている。大会3日目からはツーサム(2人1組)でのラウンドとなり、武藤は最終組の1つ前でアマチュアの松山英樹とスタートする。

「すごく良いゴルフをするって聞いているから楽しみですね」という武藤。しかし、武藤はこの2サムがあまり得意ではない。「ペースが速くなるんで・・・。でも、自分のペースを作ればいいってことですよね。じゃ明日は早めにボクのペースに引きずりこまなきゃ」と、2サム、そして人気急上昇の松山対策を考える。

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