遼効果で、ヨネックスは2010年も強気!
2010/01/25 18:33
この日、都内のホテルで「ヨネックスゴルフ新製品発表記者会見」が開催され、ヨネックス契約プロの石川遼、若林舞衣子が2010年モデルのウェアを着て登場。同じく今年モデルのクラブ説明が行われた後、両プロらも出場してファッションショー、そしてトークショーを行った。
ヨネックス株式会社の米山勉社長は、来季の売上目標を45億円と宣言する。厳しい経済情勢ながらも、強気で増収を狙う。その背景を「若く元気の良いプロを獲得できたことがすべて」と、石川効果であることを明かした。
今年ヨネックスが力を入れるのは、エンジョイゴルファー向けの「NANOV SD(Straight Drive)」と、女性向けの「NANOV FIORE」、そして高性能シャフト「レクシス」の新モデル。もちろん、好調のウェアでも新デザインを投入し、この日の石川は鮮やかなグリーンを基調としたマスターズ着用予定モデル(3月下旬発売予定)で決めてみせた。今年の目標として「マスターズ予選突破」を掲げる石川は、「このウェアを着て、予選を突破したい」と熱く語った。
石川の2009年はナノブイネクステージType430ドライバーを使用して賞金王に輝いたが、今年はシャフトを変えて臨むという。「今までは先調子だったけど、今年は中調子のものを使います。先が固いので、もっと体で振っていかないと遠くに飛ばないものにわざとして貰った。足も体も鍛えて、その筋肉を効率よく使って飛ばして行きたい」と、さらなるレベルアップを目指す。
ヨネックスでは、このナノブイネクステージType430に、グラファイトデザイン社製のTourAD DIシャフトを装着した石川遼モデルを2月20日に追加発売する予定だ。