2009年 日本オープンゴルフ選手権競技

20分間コースレコードに名前を掲げた星野英正

2009/10/17 17:56
6アンダー「66」でラウンドした星野英正

2009年の国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」は、埼玉県の武蔵カントリークラブ・豊岡コースが舞台となっている。数多くの競技の舞台としても使用されてきたコースだが、日本オープンが開催されるのは1982年以来の2度目となる。

プロの試合やアマチュアの競技会が行なわれるコースでは、コースレコード(そのコースでの最少スコア記録)が記録として存在するが、豊岡コースのこれまでの記録は、1973年の関東オープンで尾崎将司が出した「67」だった。その記録が、今大会の3日目に塗り替えられることになった。

9バーディ、3ボギー、6アンダーの「66」でラウンドした星野英正が、36年ぶりに塗り替えた。「今日はアイアンの感覚が良かったし、距離感が合っていたので・・・。コースレコード?全然考えている余裕はなったよ」。朝早めのスタートだった星野は、出来るだけスコアを伸ばしておきたいと、必死にプレーした。

ところが、星野がホールアウトしたわずか20分後、2つ後ろの組でラウンドする石川遼が、最終18番でこの日7つ目のバーディを奪い「65」を記録した。その結果、星野のコースレコード保持はたったの20分間。石川の「65」が新たな記録として残されることとなった。

2009年 日本オープンゴルフ選手権競技