国内男子ツアー

手嶋多一は“謙虚に”大会連覇を宣言

2007/10/17 19:36
終始、和やかなムードで練習ラウンドをこなしていた手嶋多一

18日(木)に開幕する国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」の初日、ディフェンディングチャンピオンの手嶋多一は、近藤智弘とアマチュアの石川遼(16=杉並学院高)との組み合わせ。今季は欧州ツアーを主戦場としている手嶋にとって、今週が3試合目の国内戦だ。

今季の過去2戦は、「ミズノクラシック」で34位タイ、前週の「日本オープン」で18位タイ。「ヨーロッパとの芝の違いに戸惑いがありましたけど、だいぶ慣れてきたので先週よりは良いゴルフができると思います。一応、優勝を狙います。私も忘れないでくださいね」と、謙虚な言葉を選びながらも、大会最多アンダー記録となる通算22アンダーをマークした昨年大会の良いイメージを武器に連覇を狙う構えだ。

初の同組でのラウンドとなる石川については、「楽しみですね。今週は石川くんに胸を貸すというよりは、とにかく見てみたいね」と、自身が欧州でプレーしている間に瞬く間にスターへと上り詰めた逸材に興味津々の様子。

対する石川は、「余裕というか、貫禄がありますよね。のみこまれないように、自分のゴルフに徹します」と、ディフェンディングチャンピオンとのラウンドに自身を戒めていた。