国内男子ツアー

谷口徹は「また明日もあのメンバーか…大変だな」

2007/11/10 18:29

11月5日現在、国内ツアーの賞金王争いでトップを走る谷口徹。2位以下に2打差をつけて「三井住友VISA太平洋マスターズ」決勝ラウンドを迎えたが、3日目は2度の2連続ボギーが響き、単独3位に後退。共に最終組をラウンドしたブレンダン・ジョーンズアダム・スコットのオーストラリア勢に追い抜かれ、最終日は3打差をひっくり返しての逆転優勝を狙う。

しかし、ベテランの谷口でも気に掛けてしまうのが、両外国人選手との飛距離の差。この日計測された平均ドライビングディスタンスでも、スコットが305ヤードで1位、ジョーンズが303ヤードで2位と、飛ばし屋ぶりを如何なく発揮した。

「あの飛距離を見ると唖然とするよね。2人とも元気だなあと思いながらプレーしていましたよ」と舌を巻いていたが、明日の最終日もこの両飛ばし屋とのラウンドとなるのだ。

「また明日もあのメンバーか…大変だな」と、正直な感想を述べた谷口。谷口を約1,500万円差で追う片山晋呉は、初日48位タイ、2日目18位タイ、そして3日目に8位タイと着実に浮上してきており、最終日のチャージを予感させるほど。明日の最終日、海外勢の脅威を跳ねのけ、5年ぶりの賞金王をその手に引き寄せることができるか!?