男子ツアー国内初戦「東建ホームメイトカップ」が中止 第4戦まで不透明

4月16日の開幕を予定していた日本男子ツアー今季第2戦「東建ホームメイトカップ」（三重・東建多度CC名古屋）の主催者は26日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年度の大会を中止すると発表した。ツアーは1月の「SMBCシンガポールオープン」でスタートし、同試合は国内初戦として行われる予定だった。

大会スポンサーの東建コーポレーション株式会社と日本ゴルフツアー機構（JGTO）の連名のリリースで「新型コロナウイルス感染拡大を受け、ギャラリー、選手、ボランティアのみなさまの安心、安全確保を前提に開催に向けて慎重に検討を重ねてまいりました。更なる拡大防止努力の必要性が唱えられている現状や、愛知県における感染状況の発表を重く受け止め、開催を中止することにいたしました」と明らかにした。試合に先立つプロアマ大会および前夜祭も実施しない。

観戦チケットの前売り券の返金については大会ホームページ（https://www.token-cup.com/）で情報を更新する。

男子ツアーは第3戦となる4月30日開幕の「中日クラウンズ」（愛知・名古屋GC和合コース）の開催も現在不透明で、関係各所が調整を進めている。また第4戦の「ダイヤモンドカップ」（千葉・総武CC総武コース）の開催は5月7日から10日とゴールデンウィーク後だが、大会はアジアンツアーを兼ねるため、国外からの選手関係者の入国が難しい現状を踏まえた慎重な判断が求められている。