国内男子ツアー

石川遼、「今年は今年なりの物語が出来上がれば」

2008/05/21 17:28
最終18番のバーディパットも決まり、好スコアに大喜びの石川遼チーム

昨年、石川が世界最年少でプロツアーを制した「マンシングウェアオープンKSBカップ」から早くも一年が過ぎた。その間にプロ転向を表明し、多くのスポンサーと契約もした。「去年の自分に負けたくないです」。石川は大会前日に意気込みを語った。

出場したここ2試合は連続で予選落ちの石川だが、「ここに来てラウンドすると、調子が良くなる。今週もここに入ってスイングしだしたら、良くなってきた。パットも何故か入り始めて、今日もタッチが合ってきたし、今日より明日が合うと思う」と、本番に向けて調子は上がってきている。

「開幕戦の時よりコツは掴めているし、不安もあまりない。この気持ちを持ったままやっていきたい」という石川。この日のプロアマ戦では、チーム戦ながら通算14アンダーを記録した。1打差で優勝は逃したが、途中でアマチュアがホールインワンを出す吉兆もあり、「絶対に何かは起こると思うので、それが悪い方に行くか、良い方に行くかは自分次第。良い方になるように、僕は頑張るだけです」と、きっぱり。

「今年は今年なりの物語が出来上がれば良いと思う。去年を上回る内容の濃い一週間にしたいです」と、明日からの開幕に向け気合を見せた。