国内男子ツアー

三好隆と長谷川勝治が、混戦を一歩リード!

2008/06/06 17:15
シニアデビュー戦となった羽川豊は、44位タイと出遅れ。苦笑が目立つラウンドとなった

国内男子シニアツアーの開幕戦「スターツシニアゴルフトーナメント」の初日が6日(金)、千葉県にある成田ゴルフ倶楽部で行われた。会場は開幕戦にふさわしい晴天に恵まれ、気温は25度を超える夏日となった。

首位タイに躍り出たのは、共に6バーディ、3ボギーの3アンダーをマークした三好隆と長谷川勝治。三好は出だしの1番、2番を連続バーディとする最高の滑り出しを見せると、4番のボギーを挟んで5番、6番と再び連続バーディを奪取し、スコアを伸ばした。「たまたまパターが入ってくれた。5~6メートルのパットが2、3回入った」という長谷川もコンスタントにバーディを重ね、開幕戦勝利に向けて幸先の良いスタートを切った。

2アンダーの3位タイには、高橋勝成湯原信光飯合肇ら9人が名を連ねる。さらに1打差の1アンダー12位タイには、昨季のシニアツアー賞金王、室田淳のほか、尾崎健夫ら10人が並び、1ストロークで大きく順位が入れ替わる混戦の様相を呈している。

また、レギュラーツアーでも活躍する中嶋常幸は、4バーディ、5ボギーと出入りの激しい内容となり、1オーバーの31位タイ。シニアツアーのデビューを飾った羽川豊は、「スタートの時はちょっと緊張しましたね。ボールはまだつかまりが悪い」とボギーを重ねてしまい、4オーバーの44位タイと出遅れる結果となった。