男子W杯代表、今田竜二と谷口徹が会見で意気込み
2008/11/12 19:43
11月27日(木)から4日間に渡り、中国にあるミッションヒルズゴルフクラブで開幕する「オメガ ミッションヒルズワールドカップ」。12日(水)、日本代表として出場する今田竜二と谷口徹の記者会見が行われた。
米国と日本。主戦場は異なるが、谷口が米国ツアーへ、また今田が日本ツアーへ出場する時には、何度も練習ラウンドを共にしてきた。谷口が「僕は(米ツアーで)挫折を感じたけど、自分のできなかったことをしていることに尊敬できる。練習ラウンドでは良い刺激をもらっています」と今田を評せば、「僕はドライバーが上手くないけど、谷口さんはフェアウェイを外さない。僕も谷口さんもショートゲームが得意だし、日本代表としてプレーするチャンスを、日本の賞金王と一緒に素晴らしいものにしたい」と先輩を称えた。
互いに認め合っているのは技術面だけではない。今田からパートナーとして指名を受けた谷口は、「チーム戦なので、一緒に組みたい選手や相性の良い選手じゃないと。(パートナーが)今田君だったから出場したい気持ちになりました」と、チーム戦で重要となる相性の良さを受諾理由に挙げた。一方の今田も、「今までずっと練習ラウンドをしているし、ボールも同じメーカーですしね。それに、1週間ずっと心を許せるパートナーじゃないと気を使うし、気を使った状態では良い成績は残せないと思います」と、指名理由を挙げた。
ともに「ワールドカップ」初参戦となる2人。実力や実績に疑う余地はない上に、意気投合し合う者同士。抜群のチームワークを発揮し、今大会3度目の栄冠を日本に持ち帰ってもらいたい。