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ソールが牙? クラウンがウェーブ? ブリヂストンが新作「JGR」をお披露目

2017/07/14 19:00
画像で強調したパワーリブをJGRでは“牙”と呼ぶ

ブリヂストンスポーツ株式会社(本社・東京都港区)は、9月発売予定の「ツアーB JGR」シリーズをお披露目した。すでにツアーでは実戦投入されており、渡邉彩香など女子契約選手がプロトタイプ「P01-7」として使用。4月「KKT杯バンテリンレディスオープン」で優勝した西山ゆかりが使用して話題を集めたクラブだ。

クラウンがウェーブ状に変形することで、たわみ量が増大する

ドライバーの特徴はソール部分のパワーリブ“牙模様”にある。同社ブランド・広報・宣伝室の家村佳那さんによると「ソールの剛性を高め、クラウン側のたわみを増やすことにより、打ち出し角と反発性能を上げました。目には見えないですが、クラウンの前方と後方にスリットが入っており、ウェーブ状に変形することでたわみを増大させています」と話す。

また、構えた時の“顔”もマイナーチェンジしており、「前作ではアップライトのためか、左にひっかけるイメージが強くでてしまっていたのですが、今作ではトウ側を逃がしたデザインにすることで、ひっかけるイメージを払拭しました」(家村さん)と説明した。

男子プロでも契約選手の片岡大育が、先週の「セガサミーカップ」練習日にテストを行ったという。実戦で投入するのか今後の動向に注目したい。商品の正式な発表は8月1日を予定。