オノフ KUROシリーズが2年半ぶりにモデルチェンジ
しっかり叩けるディープフェース 太く深くなったトレンチで飛ばす
グローブライド(東京都東久留米市)は、「オノフ」ブランドよりKURO(黒)シリーズの2017年モデルとなるドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンを3月3日から発売する。同社契約プロの片山晋呉の考えを具現化し、「クラブ別、番手別最適設計のやさしいモデル」をコンセプトに開発されているシリーズ。2014年9月発売の前作で440CCだった1Wのヘッドは、今回、ディープフェース&ハイバック形状で、しっかり叩けるイメージの460㏄の大型ヘッドとなった。
ウッド系は「新パワートレンチ」と呼ぶヘッドの溝(トレンチ)が特徴。昨年発売された同社AKA(赤)シリーズの1Wでは、ソール側に3本搭載していた溝を、より太く、深くして、1Wはソール側に2本、クラウン側に1本(3W、4Wはソール、クラウンともに1本)施した。これによってインパクト時のフェース周辺のたわみ量を大きくし、復元力によって飛距離アップを実現。打点のばらつきによる飛距離ロスも軽減され、オフセンターヒットでも今まで以上の大きな飛びを期待できるようになった。
さらに、1Wはヘッド内部のトゥ側、ヒール側、後方にリブを設けて剛性を上げる「サイドリブ構造」を採用したことで、インパクト時のヘッドの姿勢が安定し、方向性のバラつきも抑えている。ターゲットへ真っ直ぐに構えやすいフェースは、ストレート中高弾道を生み出すイメージで設計されているようだ。
また、「DAIWA」のカーボンテクノロジーを凝縮させた専用カーボンシャフト(MP-617D)も、KUROシリーズの特徴のひとつ。クセのない素直な中調子のしなり系シャフトで、1W用はSRが57グラム、Sが61グラム(いずれも45.5インチ)で設定されている。
黒シリーズのラインアップは、1W、FW(#3、#4、#5、#7)、UT(#3、#4、#5、#6)、アイアン(#4~9、48°、52°、58°)。アイアンとウェッジはオリジナルシャフトのほかに、N.S.PRO MODUS3も用意されている。
価格は、ドライバー:税抜7万3000円(税込7万8840円)。フェアウェイウッド #3:税抜6万0000円(税込6万4800円)、#4、#5、#7:税抜3万9000円(税込4万2120円)、UT:税抜3万4000円(税込3万6720円)、アイアン5本セット(#6~9、46°)税抜9万円(税込9万7200円)、単品(#4、#5、52°、58°)税抜1万8000円(税込1万9440円)。
問い合わせはグローブライドお客様センター 0120-506-204(受付時間9時~17時、土・日・祝日を除く)。