ギアニュース

見えない部分に飛びの工夫 ブリヂストンが「TOUR B」を発表

2016/08/24 12:01

スリットとリブで進化 アスリート向け新シリーズがデビュー

ブリヂストンゴルフの「TOUR B」は、クラウンのたわみを最適化した3機種でデビュー

ブリヂストンスポーツ株式会社は23日、ブリヂストングループの技術を結集させた「TOUR B」シリーズを発表した。ドライバーは3種類のヘッドを用意。丸型ヘッドで455ccの『TOUR B XD-3』、シャローヘッド型で460ccの『TOUR B XD-5』、洋ナシ型ヘッドで445ccの『TOUR B XD-7』(※特注)が、10月21日に発売される。

ドライバーの特徴は、ソールのリーディングエッジ両端とクラウン内部にスリッド(溝)、ソール内部の前後方向にリブ(突起)を配置することで、クラウン部分のたわみを促進し、ミスヒットにも強くしていること。ソール剛性を高めるリブは余計な振動も抑えるため、打感も向上したという。

さらにフェース面の溝には、同グループ内のタイヤと路面の解析技術を活かしたスピンコントロールテクノロジー「パワーミーリング」をアスリート向けの専用設計にアレンジして搭載。打点の上下によって変化するスピン量を考慮し、フェース下部での打撃時にはスピン量を抑え、上部での打撃時には、低スピンによるボールのドロップ現象を防ぐ。

3つのヘッド形状は「スイングタイプや弾道イメージ、形の好みなどアスリートゴルファーならではのこだわりに応えるためのラインアップ」(同社広報部)という。

ドライバーの価格は、TOUR AD TX1-6シャフト税抜7万2000円(税込7万7760円)、カスタムシャフト8万7000円(税込9万3960円)。問い合わせはブリヂストンスポーツお客様コールセンター 0120-116613。