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RZN素材をフェースに採用 ナイキが『メソッドオリジンバター』を発表

2016/05/17 12:41

より良い転がりを追求し、マキロイ、シュワルツェルらも使用

B1-01(左)とB2-01(右)の2種類のソール形状をラインナップ

ナイキジャパン(東京都品川区)は16日、ボール「レジン」シリーズのコアに採用しているRZN(レジン)素材をフェースの溝部分に搭載したナイキ「メソッドオリジンバター」を発表した。2種類のヘッドで27日から発売する。

ナイキがボールのコアやドライバーのヘッド素材にも採用しているRZNは、軽量で反発力のある樹脂系素材。今回発表したメソッドオリジンバターでは、精密に削り出されたフェースとフェースバックの2つのステンレスバーツの間にRZNを圧縮してインサートし、3ピース構造とした。

順応性のある RZN層が、ボールがフェースに接しているほんの一瞬の間に反応し、フェースのトゥ寄りまたはヒール寄りのオフセンターヒット時も、フェースの開閉を軽減する効果をもたらし、フェースの安定性が増したという。

すでに多くのナイキゴルフアスリートが使用しており、2015年9月から使用するロリー・マキロイが1勝、シャール・シュワルツェルが3勝の計4勝をマーク。2種類のヘッド形状(B1-01/B2-01)のうちナイキ契約選手の使用モデルは以下の通り。

B1-01:シャール・シュワルツェル / スコット・ピンクニー / ライアン・ラフェルズ / ルーカス・ビェルレガード
B2-01: ロリー・マキロイ / ラッセル・ヘンリー / ニック・ワトニー / ロス・フィッシャー

価格はそれぞれ税抜2万8000円(税込3万240円)。問い合わせはNIKE カスタマーサーピス、0120-6453-77。