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新フェーステクノロジーでボールスピードアップ「スリクソン ZXi」11月発売

2024/10/10 19:10
ラインアップは左から「ZXi」「ZXi TR」「ZXi LS」「ZXi MAX」

住友ゴム工業(本社・神戸市中央区)は、スリクソンブランドの最新モデル「スリクソン ZXi」シリーズのドライバー4機種を11月9日に発売する。フェアウェイウッドハイブリッド(ユーティリティ)、アイアンも同時展開する。

ドライバーは適度な慣性モーメント(以下MOI)とスピン量で操作性と寛容性を両立した「ZXi」をはじめ、450ccのコンパクトなヘッド形状と短い重心距離設計で操作性に優れた「ZXi TR」、弾道の高さとスピン量の調整が可能な低スピンモデル「ZXi LS」、シリーズ最大のMOI値と深低重心設計で、寛容性と直進性を両立させた「ZXi MAX」をラインアップした。

2022年発売の前作「ZX Mk II」 シリーズは、尾関彩美悠山下美夢有勝みなみ小祝さくらと、同シリーズのドライバーを使用した選手が4週連続優勝を飾るなど多くの女子プロにも支持された。今作も松山英樹が米国男子プレーオフ最終戦のツアー選手権で「ZXi LS ドライバー」を実戦投入するなど、発表前から注目されていた。

全モデルに共通する特徴は、「i-FLEX」と呼ばれるフェーステクノロジーを採用した点。トウとヒール部分を厚くすることで、センター部分をスリクソン史上最薄に仕上げた。インパクト時におけるヘッドの過剰な振動を防ぎ、最大限のエネルギーを無駄なくボールスピードに変えられる。

濡れた状態など悪天候下で効果を発揮する「フェースレーザーミーリング」

フェースのレーザーミーリングにも新技術を採用。濡れた状態など悪天候下でも、ボールがフェースにしっかりと食いつくことで安定したスピンコントロールが可能となり、飛距離性能が向上したという。

ロフト角は4モデルともに9.5度と10.5度。ヘッド体積は「ZXi」「ZXi LS」「ZXi MAX」が460cc、「ZXi TR」が450cc。純正シャフトは三菱ケミカル社製オリジナルの「ディアマナ ZXi」と藤倉コンポジット社オリジナルの「VENTUS ZXi」。税込価格は全て8万5800円で、カスタムシャフトも用意されている。問い合わせは、ダンロップスポーツマーケティング カスタマーサービス部(0120-65-3045)。

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