圧倒的なボール初速を生む3タイプのタイトリスト「TSR」が登場
アクシネット ジャパン インク(本社・東京都港区)は、同社が展開する「タイトリスト」ブランドの主力商品「TSR(ティーエスアール)ドライバー」を、9月30日に発売することを発表した。
“タイトリストスピード(TS)”を冠名としたシリーズは、2018年の「TS」、20年の「TSi」に続き、今作が3代目となる。6月末にPGAツアーに投入され、7月の「全英オープン」ではキャメロン・スミス、フェデックスカッププレーオフ初戦ではウィル・ザラトリスが「TSR3 ドライバー」を使用して結果を残したことで、すでに話題となっていた。
ラインアップは、それぞれ異なるパフォーマンスを提供する3タイプ。飛距離性能と安定感のバランスが図られた「TSR2 ドライバー」、弾道調節システム「シュアフィット CG トラック」を搭載した「TSR3 ドライバー」、ソール2カ所のウエイト調整で低スピンを可能にする「TSR4 ドライバー」の3機種となっている。
同社開発チームは、ヘッドスピードを上げるため、最も重要な要素として“空力”をテーマに掲げ、アヒルのお尻のように後端が跳ね上がった「ボートテール」形状を採用。最後部にウエイトを収納でき、ソールの凹凸をなくすことで、スイング中の空気抵抗を減らす形状となっている。
フェースには、2種類の「VFT(=Variable Face Thickness/部分肉厚設計)」フェーステクノロジーと呼ばれる、フェース裏面に厚みの異なる凹凸を配する構造を採用。「TSR2」と「TSR4」には、中心に向けて厚さを調整することで、フェース全面でほぼ一定の反発係数を生む「マルチプラトーVFTフェース」を搭載。「TSR3」には、「スピードリングVFTフェース」という、最大の反発係数がスイートスポットの中心に位置する設計を取り、ボール初速を最大化することに成功した。
「TSR2」と「TSR3」のヘッド体積は460cc、ロフト角は9、10度。税込価格は純正シャフト「TSP111」「TSP310」が8万8000円、カスタムシャフト「ツアーAD DI」「ツアーAD IZ」が9万9000円。「TSR4」はヘッド体積が430ccで、ロフト角9度。税込価格は「TSP311」で8万8000円、「ツアーAD DI」で9万9000円となっている。問い合わせは、お客様相談ダイヤル(0120-935-325)まで。