2016年 meijiカップ

ゴルフはチームプレー イ・ボミの強さの源泉とは?

2016/08/07 17:57
かわいさ、強さだけではない魅力がいっぱいあるんです

2016年の国内女子ツアーは全38試合。今週は22戦目で、シーズンはすでに後半戦へと突入した。北海道の札幌国際CC島松Cで開催された「meijiカップ」は、賞金レーストップに立つイ・ボミ(韓国)が、通算10アンダーで今季3勝目を遂げた。年間7勝を飾った昨季よりも3週間(2試合)早いペースで、勝利数を積み上げている。

開幕から更新を続けた連続トップ10記録は、18位に終わった前週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で途絶えた。大会2日目の最終ホールでたたいたクアドラプルボギー(『9』)が響いた。

その日の夕方、キャディを務める清水重憲氏にイからメッセージが届いたという。「ノリさん(清水キャディ)ごめんなさい、というものでした」。

清水氏は続ける。「記録更新…という(イの)プレッシャーは、僕にも伝わった」。ファンの声援に笑顔で応えながらも、背負う重圧は相当なものだったのかもしれない。最終ホールを振り返っても「あれは仕方のない状況だった」。

「(キャディは)選手に怒られることはあっても、謝られることは少ない。(イの)人柄の良さを改めて感じたし、選手にそんな思いをさせてしまい、僕ら(チーム)はもっと頑張ろうという気持ちになった。前週のことがあって、今週の優勝があると言っても良いくらい」

トレーナーやマネージャーも「自分のことよりも、まずは周りの人のことを一番に考える」と、イの心配りをたたえる。チームがイの強さを支え、イの統率力と優しさがチームを盛り上げる。(北海道北広島市/糸井順子)

■ 糸井順子(いといじゅんこ) プロフィール

某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループで約7年間、全国を飛びまわったのち、現在は社内で月金OLを謳歌中。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。

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