寺泊といえば・・・釣りに精出す女子プロたち
2013/06/07 17:56
アップダウンが多く、林に囲まれたヨネックスカントリークラブ。だが、インコースの数カ所からは海が望め、ここが実は海に近いということが分かる。
コースのある寺泊の海岸沿いには、「魚の市場通り」と呼ばれる魚市場が軒を連ねる通りがあり賑わいを見せている。夏は海水浴、そしてこの時期は釣りも人気だ。
男子プロで釣りに興じる人は多いが、女子プロも例外ではない。初日、単独首位に立った表純子は「先週、(契約する)テーラーのバスに釣り竿を積んでおいた」と準備万端で長岡入り。
火曜日はこの日同組で回った福田裕子らと、サビキでカタクチイワシを200匹ほど釣り上げ、「(若林)舞衣子の家で夜ご飯を食べたので、お母さんに渡しました」とご満悦。続く水曜日は「飽きたので、投げ(釣り)に変えて」、20センチを越えるキスを釣り上げたと喜んだ。
1打差2位タイの佐伯三貴も負けてはいない。「どうしても釣りに行きたくて」と、水曜日は太公望へと転身。イワシ、メバルなど「小魚を釣って遊んでました」と振り返りつつ、「今日は花火をやりますよ」と、気分転換に火がついた模様だった。
上位にひしめく釣り好きたち。最終日、一番の大物を釣り上げるのは、いったい誰になるだろうか?(新潟県長岡市/今岡涼太)