2011年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン

横峯瑠依も実感、プロキャディの効果

2011/05/20 20:16
金田久美子のエースキャディだった橋本道七三さんは今週、初めて横峯瑠依のキャディを務める

やはりプレーヤーにとっては、キャディの存在は大きいものなのか。そう感じさせたのが、「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」初日に3アンダー4位タイと好スタートを切った横峯瑠依。これまでは主にハウスキャディを使用していたが、今週はプロキャディを帯同。それも、先週まで金田久美子のエースキャディを務めていた橋本道七三さんとのタッグで臨んでいる。

先日、「自立しなくてはいけない」という金田の意思を尊重し、橋本さんはタッグ解消を承諾。そして今週水曜日、横峯に帯同キャディの依頼をしたという。頼もしいパートナーに、横峯も全幅の信頼を寄せる。残り距離の計測やマネジメントなど「普段は自分でやらないと気が済まない」という横峯だが、「(キャディが)慣れているし、信頼できるので」と、その辺りの判断をすべて橋本さんに委ねている。

「距離も全部言ってくれるし“メッチャ楽だな”と思いながらプレーしていました」と、橋本さんの存在の大きさを認める横峯。3バーディもさることながら、ノーボギーという結果も、プレーへの集中力が増したことの賜物と言えるだろう。結成して日が浅いながら、初日から絶好のスタートを見せた2人。2日目、最終日と日を重ねることで、さらにコンビネーションは深まっていくはず。どのような結果が待ち受けているのか注目したいところだ。(編集部:塚田達也)

■ 塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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