国内女子ツアー

首位と1打差の3位タイ!復調気配の表純子

2006/08/20 18:00
表純子は久々の3位フィニッシュ 夫との2人3脚で最終戦を目指す

新キャタピラー三菱レディス最終日、69で回った表純子は通算8アンダーとし、首位に1打差の3位タイでフィニッシュした。3位は、昨年夏の優勝以来の自己最上位だ。

昨年夏の「シャトレーゼクイーンズ」で、シルバーコレクターの名前返上となる初優勝を飾った表は、翌週の「スタンレーレディス」で2週連続優勝を達成する。そのまま「全英女子オープン」に挑んだが、結果は予選落ち。その後は最終戦の「リコーカップ」で6位タイに入ったが、4度の予選落ちを経験するなど、成績は振るわなかった。

本人は何か原因がある訳ではないと言うが、突然の変わりように周囲は驚いた。

夫(兼キャディ)の広樹さんは言う。
「今シーズンはドライバーからアイアン、ボールまで今まで使用してきたものと取り替えまして、最近まで調整を続けていました。特に苦労したのはシャフトです。ドライバーは契約先のテーラーメイドr460ドライバーを使用していますが、シャフトが合わなくて。3週前にも変えてみたのですが、これが結構調子良いみたいですね」。

この日は13番のパー5でイーグルも飛び出した。

「今日は良い感じでスコアを伸ばせました。久しぶりに手ごたえを感じています。シーズンも後半に入りましたが、なんとか最終戦のツアー選手権(賞金ランキング上位20名+優勝者のみ出場可能)に出られるように頑張りたいですね!」という表。昨年の全英女子から約1年。あの2連勝した勢いが、にわかに蘇った。(編集部)