2019年 サウジインターナショナル

ガルシア「重大な非行」で失格 故意にグリーン傷つける

2019/02/03 16:15
「重大な非行」で失格となったガルシア(Ross Kinnaird/Getty Images)

◇欧州男子◇サウジインターナショナル 3日目(2日)◇ロイヤル グリーンズG&CC (サウジアラビア)◇7010yd(パー70)

セルヒオ・ガルシア(スペイン)が「重大な非行」(ゴルフ規則1.2a)に及んだとし、失格になった。複数の海外メディアによると、第3ラウンドでガルシアは、複数のグリーンに故意に傷をつけたとみられる。

2017年マスターズ王者でもあるガルシアは欧州ツアーを通じ「失格を受け入れる。フラストレーションからいくつかのグリーンに傷をつけてしまった。ツアーのメンバーには、もう二度としないと伝えた」とコメントした。

<ゴルフ規則>
1.2a/1 重大な非行の意味
規則 1.2a の「重大な非行」という言葉は、競技会からプレーヤーを排除するという最も厳しい制裁措置が正当化されるほどに、ゴルフで期待される規範から大きく逸脱したプレーヤーの非行を扱うことを意図している。そうしたことには、不誠実、別のプレーヤーの権利を故意に妨げる、あるいは他人の安全を脅かすことを含む。
委員会はすべての状況を考慮してその非行が重大であるかどうかを決定しなければならない。委員会がその非行が重大であると決定したとしても、最初の違反でプレーヤーを失格にする代わりに、その非行を繰り返したり、同様の非行があった場合には失格にするとプレーヤーに警告することがより妥当であるという見解をその委員会が持つこともあるだろう。

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