2018年 ショット・クロックマスターズ

37歳のコルホネンがツアー初制覇「言葉にならない」

2018/06/11 18:08
ミッコ・コルホネンがうれしい初優勝(Matthew Lewis/Getty Images))

37歳のミッコ・コルホネンが「ショットクロックマスターズ」を見事な独走劇で制覇。うれしいヨーロピアンツアー初優勝となった。

5打差の首位で最終日を迎えたフィンランドのベテランは、ダイアモンドCCを襲った荒天のため2度の中断を強いられるなか、序盤でリードを3打差まで減らした。

しかし、Qスクールを12回経験しているコルホネンは逆境でのプレーを熟知。最終的には「69」をマークし通算16アンダーとして、2位に6打差をつけて優勝を果たした。ツアー出場146回目で初優勝を遂げたことにより、シーズン最終戦「DPワールドツアー選手権」の初出場へ大きく前進した。

「最高の心持ちだ。素敵だね。長い間待ち続けていたので、とてもいい気分だ。そう、僕は勝てないんじゃないかと思ったこともあった。何度か優勝争いをしたことはあるけれど、いつも勝ち切れなかったので、今は勝つことができてとても満足しているし、ほっとしている」

「勝つのは簡単ではないし、初優勝となれば尚のことだから、それを成し遂げることができて本当に嬉しい。言葉にならない。とにかく最高だよ」

また、今週のヨーロピアンツアーは全選手の全ショット時間を計測し、制限時間内にプレーされない場合は罰打を科すという方式で新しい地平を切り開いた。今大会、時間超過で罰打を科されたのは4人に留まり、ラウンド時間もシーズン平均よりも大幅に短縮。選手たちも大会を絶賛するなど成功裏に幕を閉じた。

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