欧州男子ツアー

欧州ツアー「オメガ欧州マスターズ」最終日

2002/09/09 09:00

アルプス山脈の麓、スイスで最も美しいクラン・スール・シエレで開催された「オメガ欧州マスターズ」。その美しさに、さらに華を添えたのがスーパーモデルのシンディ・クロフォード。そんな美女に見守られて、最終日を首位で迎えたロバート・カールソンはこの日も絶好調。11番パー3ではピン横3メートルにつけ、バーディ。さらに13番ではグリーンエッジからチップインバーディを決めるなど、リードを4打差にひろげ、自力で勝負をかなり楽にした。

一方、突飛な事件でギャラリーの注目を集めたのがバリー・レーン。16番パー3でレーンが打ったティショットがフェアウェイのど真ん中に立つ木にぶつかり落ちてこなくなった。しかし枝にひっかかったボールらしきものを双眼鏡で発見。ルール・オフィシャルが木登りをしてそのボールを見に行ったが、残念ながらレーンのボールではなかった。結果、レーンはティショットの打ち直し。まったく疲れる話だが、これで終わらない。改めて打ったティショットは、またもや木にぶつかり結局このホールに7ストロークも費やしてしまった。

試合はロバート・カールソンが悠々と首位を歩き、14アンダーで2位以下に4打差をつけ、美しいシンディ・クロフォードからトロフィーを受け取る光栄を授かった。

◇最終結果
1位(-14):ロバート・カールソン
2位(-10):ポール・ラウリー
2位(-10):トレバー・イメルマン
4位(-9):ブラドリー・ドレッジ
4位(-9):サイモン・ダイソン