欧州男子ツアー

欧州ツアー「グレートノースオープン」プレビュー

2002/06/20 09:00

コリン・モンゴメリーダレン・クラークという欧州のトッププロは参戦しないが、欧州ツアーのイギリス連戦の最後を締めくくる大会ということで盛り上がりを見せる。開催コース、スレイリーホールはコース設定が厳しく、毎年接戦となり好勝負が繰り広げられる。昨年の優勝者、アンドリュー・コルタートも1打差の僅差で優勝。コースの厳しさは彼の連覇に大きく立ちはだかるだろう。

アンドリュー・コルタート
「欧州ツアーの中でも最も厳しいパー4があるコース。たとえば9番。453ヤードあるパー4はフェアウェイが狭く、グリーンが横に細長い上に前後に傾斜している。このグリーンにちゃんとのせるには、かなり冴えたショートゲームを披露しなければならないね。最終18番も463ヤードでティショットが打ち下ろし。ボールがどこに落ちるかはティグラウンドからは見えない。ドライバーがたとえ上手くいっても、グリーンオンが厳しい。これもまた細長く前後に傾斜がきつい。それもグリーンの真中あたりが一番高い“馬の背”形状で、奥におちても手前に落としても転がってしまうんだ」。

*「グレート・ノース・オープン」は「ザ・ゴルフ・チャンネル」で初日から最終日まで衛星生中継予定