2011年の欧州男子ツアーアワード/ドバイ・ワールドチャンピオンシップインサイドレポート
圧倒的な飛距離で欧州最終戦制覇を狙うアルバロ・キロスがドライビングディスタンス賞を受賞
2011年の欧州男子ツアー最終戦「ドバイ・ワールドチャンピオンシップ」2日目の夜、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのアトランティスホテルで、欧州ツアーのシーズンを通じて素晴らしいパフォーマンスを魅せたゴルファーを表彰する「Genworth Statistics Award Evening」が開催された。
アワードは「アベレージストローク数」「パーオン率」「ドライビングディスタンス」「1試合あたりの1パット数」など9つのカテゴリーにおいて、2011年のシーズンを通して最も優れた選手に与えられ、会場には試合を終えた選手が参加して、華やかな雰囲気に包まれた。
2位と4.2ヤード差の圧倒的な飛距離でドライビングディスタンス1位となったアルバロ・キロス。本大会の成績でも2位と2打差の14アンダーで最終日をむかえ、優勝に王手をかけている。「このコースのように距離が長く、しかもグリーンが硬いコースでは、パー4の2打目を短いアイアンで打てる僕のようなプレーヤーが有利なのは事実」と、アドバンテージを生かして優勝に意欲を燃やしている。
191cmのスラリとした長身でしかもイケメンのキロス。「今日も髪型がピシッと決まっていますね」と司会者が質問すると「彼女に全て任せっきりなので、わからないです」と照れながらも満面の笑顔で答え、会場の笑いを誘った。
受賞者:
平均ストローク数:ロリー・マキロイ(69.13)
フェアウェイキープ率:ルーク・ドナルド(77.7%)
ドライバイングディスタンス:アルバロ・キロス(312.8ヤード)
パーオン率:ロレンゾ・ガグリ(77.3%)
1ホールあたりの平均パット数:タウォーン・ウィラチャント(1.696)
1ラウンドあたりの平均パット数:レティーフ・グーセン(28.2)
サンドセーブ率:ピーター・カルムス(100%)
パーセーブ率:プラヤド・マークセン(66.3%)
1ラウンドあたりの1パット率:ソ・ヒュンバク(7.2)
(アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ/向井康子)