マイアミで単独トップに躍り出たウッズ
フロント9で素晴らしいゴルフを見せ「32」で終えたタイガー・ウッズは、7回目の「WGCキャデラック選手権」優勝をここ、マイアミで手にしようと突き進んでいる。
14度のメジャーチャンピオンを成し遂げた彼は、今大会、6アンダーで5名の選手と並び2日目を迎えた。トリンプ・ドーラルでのタイガーは好調が続いている。
最初の3ホールを連続パーとすると、その後、世界ナンバー2は昨日のスコア「66」を証明するかの様に、非常に優れたアプローチを見せた。
タイガーはパー3の4番ホール、アイアンショットでピン側4フィートへつけバーディを奪うと、続くホールでは、ウェッジで更に素晴らしいショットを見せ、2フィートのバーディパットを難なく決めた。
更に、バーディを奪った7番ホールでも驚くべきアプローチを披露したウッズは、彼の持つあらゆる側面が完全に調和しているかのようなプレーを見せた。その後、パー5の8番ホールではパットで魅せ、バーディを奪い10アンダーとし、最終的に通算13アンダーまでスコアを伸ばした。
第2集団の先頭を行くのは11アンダーのグレーム・マクドウェル、そしてその一打ビハインドで追うのがタイガーにとってお馴染みの好敵手フィル・ミケルソンである。ティショットの正確性を改善させたミケルソンは、絶好調のショートゲームも手伝って本日5アンダーとした。
マクドウェルも本日をトップで迎えた一人であり、ウッズにとって最も恐るべき挑戦者と目され、ここまで素晴らしいゴルフを見せている。
2010年の「全米オープン」優勝者は、2日目を10番ホールからスタートし、7連続パーの後、17番でバーディを奪うと、更に後半4つのバーディを加えた。
5番でもバーディを奪った北アイルランド出身のマクドウェルは9アンダーまでスコアを伸ばし、最終的には通算10アンダーでホールアウト。さらに彼は、今大会36ホール連続ノーボギーという素晴らしい記録も作っている。
ディフェンディングチャンピオンのジャスティン・ローズはこの時点で8アンダーと、バッバ・ワトソンとスティーブ・ストリッカーらと並んでいたが、その後4アンダーまでスコアを落としてしまった。一方、スコアを10アンダーまで伸ばしたストリッカー。彼は今週始めウッズに対してパッティングのアドバイスを与えているが、(そのウッズが好調なだけに)今後そういった行為は控えるかもしれない。