2017年 ワールドスーパー6パース

ラムフォードが地元パースで首位を堅持

2017/02/18 07:15

レイクカリーニャップCCで開催されている「ISPS HANDAワールドスーパー6パース」は2日目を終え、引き続き地元人気のブレット・ラムフォードが首位をキープするなか、豪州勢がリーダーボード上位を席巻する展開となった。

初日を「66」で回ったパース出身のラムフォードは、2日目に「65」をマークし、通算13アンダーとして同胞のデービッド・ブランズドンに2打差、そして同じく豪州のスティーブン・ジェフレスに3打差をつけ首位の座を堅持した。

ラムフォードは72ホールのストロークプレーで行われたこのコースの直近3大会では、連続してトップ20入りを果たしているが、今回のスーパー6では、日曜に新たな挑戦に立ち向かうことになる。

今後は、土曜の第3ラウンドを終えた時点でのトップ24が6ホールのマッチプレー形式で行われるトーナメント戦へと駒を進め、トップ8がベスト16へとシードされることになっている。

ラムフォードは最終日へ向け絶好の位置を維持しているが、このままアクセルを踏み続け、トップ8確保を狙っている。

「いやー、間違いなく100パーセントだったよ。くじ引きへ向けたラウンドは残り1つだよね。それだけに、間違いなくトップ8入りへ向け、ボーナスのようなラウンドになったね。もちろん、トップ8入りを狙っているよ」とラムフォード。

「(この大会方式は)誰にとっても類のないことだし、それだけに興味深いんだ。予選カットが二段階であるようなもので、それは良いことでもあり、悪いことでもあるかもしれないし、僕はそのことについては何ともいえないけれど、間違いなくトップ8入りは果たしたいところだよね」。

「とにかく、一日一日をしっかりこなしていくことだね。明日起きたら、自分の燃料の具合をチェックし、それを保って、フレッシュな状態を維持しないとね。特にこの暑さではね」。

「だから、自分が良い状態にあることを願うしかないよね。とにかく準備万端で1番ティへ向かいたいところだね」。

1番でバーディを奪った39歳のラムフォードは、4番では木々の間を縫うこの日一番のショットを放ってパーをセーブすると、6番から5連続バーディを奪った。

ラムフォードは6番で4.5メートルのバーディパットを沈めると、7番ではバンカーからの寄せワンでバーディを奪い、続く8番でティショットをピン側1.2メートルにつけ、その後2ホールは賢い攻め方でスコアを伸ばし、通算12アンダーとした。13番で9メートルのバーディパットを沈めたラムフォードは、続く14番でボギーを叩くも、15番でバウンスバックのバーディを奪って再び2打差のリードを確保した。

10番スタートのブランズドンは出だしでバーディを奪うと、11番でも2日連続のバーディを奪い、その後、13番、15番、そして2打目を4.5メートルにつけた18番とバーディを重ねた。その後、ブランズドンはピンそば1メートルにつけた10番でもバーディを奪うと、冴え渡るアイアンショットを武器にその後の2ホールでもバーディを奪い、4ホール連続とした。

ジェフレスはボギー1つの「66」をマークし、その1打後方には共に2日目「68」をマークした豪州のルーカス・ハーバートと米国のジョハネス・バーマンがつけている。

通算8アンダーには「65」をマークした豪州のマシュー・ミラー、同じく豪州のアダム・ブライスとダニエル・フォックス、そしてドイツのセバスティアン・ハイゼレがつけている。

通算7アンダーにはレイクカリーニャップで優勝経験のあるトービヨン・オルセンルイ・ウーストハイゼンに加え、ライアン・エバンスライアン・フォックスケーシー・オトゥール、ダンカン・スチュワート、そしてジョシュ・ヤンガーがつけており、通算6アンダーのロバート・アレンビーオースティン・コネリーニック・カレントーマス・デトリー、マイケル・ロング、ジーブ・ミルカ・シンジェイソン・スクリブナージョーダン・スミス、そして谷原秀人までがトップ25となっている。

2017年 ワールドスーパー6パース