タイガー・ウッズが「オメガドバイデザートクラシック」出場を発表
タイガー・ウッズが欧州ツアー「オメガドバイデザートクラシック」に出場することを発表した。ウッズにとって8度目の出場となる同大会は、湾岸地域ではヨーロピアンツアーで最も長い歴史を持つ大会であり、2月2日から5日にかけてエミレーツGCで開催される。
これで、ウッズに加え、同大会には世界2位のロリー・マキロイ、「全英オープン」王者のヘンリック・ステンソン、そして「マスターズ」王者のダニー・ウィレットなど、錚々たる顔ぶれがそろうことになった。
かつての世界ナンバーワンは背中の怪我により、競技から15カ月間離れていたが、「オメガドバイデザートクラシック」は過去2勝を挙げるなど、ウッズにとっては思い出深い大会。マジリスコースでは2001年の大会デビュー以来、計28ラウンドで通算92アンダーと、とてつもないスコアを叩き出している。
「これまでドバイでのプレーはいつもエンジョイしてきた。初めてプレーしたときから、あの街が遂げてきた並外れた発展を目にするのも素晴らしいものだった」とウッズ。彼は競技に復帰した「ヒーローワールドチャレンジ」で、フィールド最多の24バーディを奪った。
「2006年と2008年にドバイで勝てたのは最高だった。ドバイで勝つというのは、傑出したフィールドを負かすことを意味するからね。ギャラリーの声援もとにかく素晴らしい」。「18番で決めた長いパットは今でも覚えているよ。あれは良かったね。3日連続で『64』を出したことも覚えているけど、正式な記録は2日連続だったんだ。というのも、そのうちの1日はプロアマだったからね。あれはトーマス(ビヨーン)に次ぐ2位に入った年(2001年)だった」。
「2000年にこの大会について最初に教えてくれたのはマーク(オメーラ)だったんだ。『君なら楽しめると思うよ』と言ってくれてね。その翌年、ドバイに行ってすばらしい時間を過ごしたんだ」とウッズ。彼は、エミレーツGCでの最多勝となる3勝を挙げているアーニー・エルスの記録まであと1勝に迫っている。
“ゴルフ・イン・ドバイ”副会長兼CEOのモハメド・ジュマ・ブアマイム氏は、「我々は2017年『オメガドバイデザートクラシック』にタイガー・ウッズが出場することを当然喜ばしく、誇りに思っている。他の誰もがそうであるように、私も彼のトレードマークであるガッツポーズを見るのを楽しみにしています」と述べた。
「世界最高の選手が自分の大会でプレーするのは、多くの大会主催者の夢であります。今回で8度目となりますが、彼をマジリスコースに迎えるのは、中東、特にドバイのゴルフにとって大きな後押しとなります」。「タイガーはこれまで、ここへ訪れる度に、街や大会について称賛してくれるなど、常にドバイのゴルフにとってのすばらしいアンバサダーとなってきました。私は彼の出場が、これまで同様に、グローバルな刺激となることを確信しておりますし、街の観光にとって新たな推進力となることでしょう。タイガー・ウッズはタイガー・ウッズなのです。彼はあらゆる人種、年齢、そして性別を超越した存在なのです」。「彼の幸運を祈ると共に、彼のドバイ滞在が最高のものとなるよう願っています」。
「オメガドバイデザートクラシック」は冠スポンサーであるオメガ、そしてエミレーツグローバルアルミニウムPJSCを筆頭に、共同スポンサーとしてCNN、ドライドックスワールド&マリタイムワールド、エミレーツNBD、ガルフニュース、JAリゾート&ホテル、メルセデスベンツ、そしてワスルの後援を受けており、首長国の活気あるゴルフシーンを世界中のゴルフファンへ発信する“ゴルフ・イン・ドバイ”のパトロンとしてドバイ免税店、ネオカサインテリア、そしてモチベート出版が支援を行っている。