2014年 BMWマスターズ

優勝を追憶し突破口を見出すフェルナンデスカスターニョ

2014/10/30 09:54

今週の「BMWマスターズ」に臨むディフェンディングチャンピオンのゴンサロ・フェルナンデスカスターニョは、レイクマラーレンでの良い思い出を復調のきっかけにしたいと望んでいる。

1年前のこの大会ではフランチェスコ・モリナリトンチャイ・ジェイディーを1打差で抑えて欧州ツアー7勝目を飾ったスペインのフェルナンデスカスターニョだったが、今季は一度のトップ10入りもないまま2014年のファイナルシリーズ初戦を迎えることとなった。

「戻って来られて最高だ」と34歳のフェルナンデスカスターニョ。「良いプレーができておらず、今年は今ひとつという感じではあるけれど、優勝したことのあるコースへ帰ってくると、常に良い思い出がよみがえるものなんだ」。

「良い心持ちがするし、自分のゴルフの最良な部分を引き出せたらと思うよ」

「ここは最も距離の長いコースの一つだし、雨が降ってコースが濡れることを考慮すると、距離が縮まるということはない。それは確かだ」

「だから、とても要求の厳しいゴルフコースなんだ。すごくやり甲斐があるね」

「注意を払わなくてはいけないんだ。というのも、フェアウェイは寛容であるとはいえ、グリーンを攻めるにはボールをインプレーの状況に置かなくてはならない。特に距離の長いコースであるだけに、グリーンを狙うのにロングアイアンやしばしばハイブリッドを使うこともあるからね」

「(ショットの)正確性は常に一番大事だ。飛ばし屋は、このコースに向いているかもしれない。さっきも言ったように、ここは距離が長いからね。特にいくつかのパー5がそうなんだ」

フェルナンデスカスターニョは上海では、レイクマラーレンのウォーターハザードがコース攻略の鍵となると予想している。

「僕の知る限り、水に浮くボールは発明されていないからね」とフェルナンデスカスターニョ。「常にそう心にとめておかないといけないんだ、ハザードは避けなければならないと」。

「このコースでは、ウォーターハザードのあるホールがいくつかあって、それはとても重要なことだし、バンカーも多く、ティショットに対してとても良く計算された配置になっているんだ」

「レイクマラーレンで好スコアを出したいのであれば、そうしたハザードに捕まらないようにしないといけないんだ」

2014年 BMWマスターズ