ワイルドカードのウェストウッドのウェールズ再訪
ワイルドカード(キャプテンピック)で選出されたリー・ウェストウッドが2014年の「ライダーカップ」を前に、10年振りの出場となる「ISPSハンダ・ウェールズオープン」で肩慣らしをする。
ウェストウッドはキャプテンのポール・マッギンリーにより3人のワイルドカードの1人に任命されるやいなや、欧州代表が米国代表を打ち破った2010年の「ライダーカップ」の開催地であるケルティックマナーリゾートへの再訪を決めた。
今月末にグレンイーグルス・ホテルにて9度目の「ライダーカップ」出場を果たすウェストウッドは、「通常のヨーロピアンツアーの大会に出場することに今回ほど興奮を覚えたのはいつ以来になるのか記憶にないね」と語った。
「代表チーム入りできれば『ISPSハンダ・ウェールズオープン』へはずっと出場しようと思っていたし、それが叶ったので、出場することにしたんだ。素晴らしい1週間になるだろうし、(ライダーカップへ向けた)準備にはもってこいだ」。
「僕の知っていることや聞いたことを鑑みると、ここは『ライダーカップ』の前週にプレーする場所としては理想的なところだ。細部まで目の行き届いたポール(マッギンリー)のことだから、僕ら選手たちがどこからやって来ようが皆完璧な備えをしてくるのは確実なところだけど、自分にとっての出発点がウェールズとなることにワクワクしているよ」。
41歳のウェストウッドは、ケルティックマナーリゾートのギャラリーが翌週のグレンイーグルスの雰囲気を味わわせてくれると確信している。
「ウェールズの観客はゴルフを良く知っているし、沢山声を出してくれる」とウェストウッド。「(ライダーカップの)2010年大会は酷いコンディションの中のプレーとなったけれど、人生であれだけ大勢のずぶ濡れになった人々があれだけ声援を振り絞るのは見たことがなかった」。
「今回はもうちょっと陽光が射し込むと良いね。でも、天気がどうなろうと、大会を楽しむのは間違いないし、できればもう一つ勝利を手にして北へと向かい、米国勢に備えたいところだね」。