2014年 WGC キャデラック選手権

キャデラック選手権での好調維持を切望するデュビッソン

2014/03/05 09:50

自身のキャリアに於ける世界ゴルフ選手権での目覚ましいスタートを飾ったビクトル・デュビッソンはその好調を維持したいと考えているものの、「キャデラック選手権」は「アクセンチュア世界マッチプレー」とは全く違った挑戦になるであろうと警戒を怠っていない。

WGC初挑戦となった2週間前のダブマウンテンでの大会をジェイソン・デイに次ぐ2位で終えたフランスのデュビッソンは、セベ・バレステロスと比較されるなど称賛を浴びており、押しも押されぬ注目株となっている。

しかし、「トルコ航空オープン」覇者のデュビッソンは、ドラールのブルーモンスターコースでの挑戦はストロークプレーでのものになると、2週間前の自身の成功とは一線を画している。

「あれはマッチプレーの大会だったから、全然違っていました」とデュビッソン。「良いプレーをした日もあれば、そうでない日もありましたが、まあマッチプレーですからね。それにしても、決勝で敗れたのは残念でした」。

「今週はまた打って変わってストロークプレーになります。2週間前とは全く違いますね。ただ、今週の大会には自信を持って臨めます。たとえ今は、コースがどのようになっているのか全く分かなかったとしても。というのも、もう何年も前にプレーしたコースなので、今日の午後にプレーしてどのような変更が加えられたのか見て来ようと思っています」。

「あまりナーバスにはなっていません。コース上では全てのショットでベストを尽くすだけですし、出場している大会については意識しないようにしたいと思います。あのマッチプレーでは、日曜の朝、練習レンジにいた私は、あと数分でWGCの舞台の準決勝でアーニー・エルスと対戦するんだ、ということを意識し過ぎてしまいました。ずっと夢見ていたことですからね。そうしたら散々な出だしになってしまいました。あの過ちはもう繰り返しませんよ」。

ここ6ヶ月間の驚くべきパフォーマンスにより、デュビッソンは「ライダーカップ」での欧州代表チーム入りをほぼ確定させており、23歳の彼は今大会の記者会見で隔年開催の「ライダーカップ」に出場した最後のフランス人選手であるトーマス・レベと同席した。

「友人であり今ここにいるトーマスからは素晴らしいサポートを得ています。彼は以前『ライダーカップ』で勝っていますからね」とデュビッソン。「今週はお互いそのことについて話ができたら良いですね」。

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