”デザート・スウィング”全制覇に闘志を燃やすステンソン

“最後のワンピース”メジャータイトルを見据えてのシーズン

「だから、良い準備ができて、その2大会と同じように良いプレーできれば、あの2つのメジャー以上に優勝に近い所でプレーできるのではないかと願っているんだ。ただ、私は2つのメジャーで2位と3位に入りながらも、さらに伸びしろを感じられたことに対しては、多くの好材料を見出しているんだ」。

「メジャータイトルは私の履歴書に欠ける唯一の物であり、それが叶えばキャリアに華を添えることになる。私は世界中にある数々の素晴らしいトーナメントで優勝してきたし、昨年はフェデックスカップとレース・トゥ・ドバイの両方を制することができた。それにライダーカップでもプレーしたし、ワールドカップも制しているけれど、最後のワンピースが揃っていなんだ」。

ステンソンは冬期休暇中も自身のトロフィーのコレクションを増やしている。最近では、スウェーデン・スポーツ賞で二つの賞を受賞した。

「ライダーカップ」の花形であるステンソンは年間最優秀スポーツマンに輝いたばかりか、一般投票により選出される年間最高功績をも受賞したのである。

「私は男子の年間最優秀アスリートを受賞した。ロバート（カールソン）も2008年にオーダー・オブ・メリットを制した際に受賞したから、あの時の彼と同じ達成をしたわけだね」。

「そしてアニカ（ソレンスタム）が2度受賞した賞に輝いた。あれは人々がオンラインか電話で投票するんだけれど、特に祝典の日の晩に注目を集めるんだ。先ず男女14人ずつのアスリートが選出され、2週間ほど前に8人まで絞られた。次のステージでは3人が脱落し、その後は1人また1人と脱落して最後の2人まで絞られる。あれは実にエキサイティングなんだ」。