米国シニアツアー

「全米シニアオープン」最終日ハイライト

2002/07/01 09:00

★伏兵ドン・プーリーがプレーオフの末、優勝
大会前の下馬評では、完全に伏兵扱いだったドン・プーリー。最終ホールでバーディを取り、トム・ワトソンとのプレーオフになったが、その5ホール目で3メートルのバーディパットを沈め、優勝した。プーリーにとっては、87年の米国男子ツアー、メモリアルトーナメント以来の15年ぶりの優勝となった。

全米シニアオープンでは、3ホールのトータルストロークを競うメダルプレー方式が採用されており、それでも決着がつかない場合は、サドンデス方式で優勝者を決める。

16、17、18番ホールで行われたプレーオフでは、2人とも全てパーとし、サドンデスとなった。その2ホール目(プレーオフ5ホール目)、プーリーがバーディを奪い、4日間77ホールに及ぶ戦いに終止符を打った。

予選から這い上がって優勝を果たしたのは全米シニアオープン史上初となる。全米シニアオープン初出場での優勝は、6人目。そして、メジャーでシニアツアー初勝利を飾ったのは12人目の選手となった。まさに“初”尽くしだ。

ちなみに、プーリーは予選でもプレーオフを勝ちあがって全米シニアオープン出場権を手にした。

「尊敬するトム・ワトソンとプレーオフで争って勝つなんて夢のようだ。シニア初優勝をメジャーで飾るなんて人生最高の日だ」

★2位トム・ワトソン
プレーオフで敗れたトム・ワトソン
「最近は優勝争いをしてもなかなか勝てなくなった。2位では満足できない。良いプレーをしても、常にタイガー(ウッズ)に越されてしまうフィル・ミケルソンの気持ちが分かった。辛い」

トム・カイト
優勝圏内にいたものの、チャージをかけられず、15番ホールでボギーを叩き、脱落した。「長い間失っていたパットのフィーリングが戻ってきた。今後、戦う上での好材料を見つけられただけでも良しとしよう。でもプレーにまとまりがないから不安だ」

★エド・ドカティ
「優勝はできなかったが、よく耐えた。4位という成績は悪くない」

青木功 最終日崩れた
3アンダー、6位タイでスタートした青木功は、この日76叩き、結局トータル2オーバー、18位タイでフィニッシュした。

★全米シニアオープン最終結果
1位 -10* ドン・プーリー (71-70-63-70=274)
2位 -10 トム・ワトソン (67-71-69-67=274)
3位 - 7 トム・カイト (69-67-73-68=277)
4位 - 6 エド・ドカティ (71-69-68-70=278)
5位 - 5 フレッド・ギブソン (69-69-73-69=280)
5位 - 5 モリス・ハタルスキー (73-72-68-67=280)
7位 - 4 ホセ・マリア・カニザレス (68-68-76-69=281)
7位 - 4 アレン・ドイル (70-69-71-71=281)
7位 - 4 ラリー・ネルソン (71-71-72-67=281)
10位 -1 ボブ・ギルダー (71-71-70-71=283)
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18位 +2 青木 功 (69-69-72-76=286)

*プレーオフ