米国シニアツアー

全米シニアオープン優勝のリツキにインタビュー

2003/06/30 09:00

-「フェアウェイキープとパーオン率がものを言うはずの大会でしたが、違う作戦で勝ちましたね」

ブルース・リツキ
「恥ずかしい話だが、今回の勝因は2つのドロー。僕のフェードは高く評価してもらっているけど、ドローが打てないので有名なんだ。なのに、8番でのドローボールがイーグルを生み、14番では林からのドローが最大のトラブルだった状態から見事なパーセーブを作ってくれた」

-「60人が予選通過した中で、貴方はフェアウェイキープ率で58位です。なのに優勝でした」

ブルース・リツキ
「私の得意クラブであるドライバーがほとんど使えなかった。だから本当に苦戦したよ。別に3番ウッドや2番アイアンがどうしようもなく下手だと言うわけではないけど、でも得意クラブを使えないのは辛いよね。だからフェアウェイキープがほとんど出来なかった。滅多にないことだけど、今週はパターが冴えていた」

-「ワンパットが36回とチップイン、こんなデータの優勝は以前にありましたか?」

ブルース・リツキ
「ワンパットが36回か・・・ないだろうね、メジャーに対する考えが変わったよ。一流の選手達を負かすことが大事なのではなくて、自分が苦手なコースを何とか克服しようという努力が優勝に繋がるのかもしれない」