米国シニアツアー

米国チャンピオンズ/メジャー最終戦を制するのは再び「初優勝者」?

2004/08/25 09:00

今季チャンピオンズツアーのメジャー最終戦となる「JELD-WEN トラディション」。昨年はトム・ワトソンが72ホール目でバーディを奪い4者並んでいた首位グループから土壇場で抜け出しメジャーの栄冠を手に入れた。

今季のメジャー4戦中3回は、メジャーどころかチャンピオンズツアー初優勝者がタイトルを手にした。メジャー初戦の「全米シニアプロ選手権」をヘイル・アーウィンが制した後はすべて初優勝者ばかり。「フォード・シニアプレーヤーズ選手権」を制したマーク・ジェームス。2週間後の「全英シニアオープン」は地区予選から参戦権を得たクラブプロのピーター・オークリーが優勝。そして翌週の「全米シニアオープン」は今年50歳になったばかりのピーター・ジェイコブセンが奪った。残る最終メジャーも「初優勝者」に奪われるのか?それともシニアのベテラン勢が阻止するのか?

一方のプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)レースもまだ行方が見えていない。今季2勝以上している選手がいない上、賞金ランキングの1位と10位の差も50万ドル(約\5、500,000)と接戦だ。

◇大会DATA
賞金総額:230万ドル(約\253,000,000)、優勝賞金34万5000ドル(約\38,000,000)。
今季チャンピオンズツアー開催コースで2番目に長い7,212ヤード。過去15回開催で9名が53歳以下の優勝者。過去にジャック・ニクラス(1990-1991年、1995-1996年)とギル・モーガン(1997-1998年)の2名のみが連覇を達成している。