米国シニアツアー

2007年米国チャンピオンズツアープレビュー 往年の名プレーヤーが続々と参戦予定!

2007/01/04 09:00

2007年チャンピオンズツアーは、50歳になるルーキーに歴代のメジャー優勝者がずらりと並び、過去に例のない盛り上がりを見せることになりそうだ。まずは、今年1月に50歳を迎えるマーク・オメーラニック・プライス。プライスは2月からのフロリダ3連戦に出場することを表明しており、即戦力となる可能性が高い。セベ・バレステロスは4月、ニック・ファルドは7月、ワールドカップの覇者、ベルハルト・ランガーは8月に50歳になる。他にもジョン・クックジェフ・スルーマンも秋にはチャンピオンズツアー参戦資格を得るということになる。

レギュラーツアーの4大メジャーに比べ、チャンピオンズツアーはメジャー戦が5試合あるが、これまでは7月に3試合連続でメジャー開催という問題を抱えていた。しかし、2007年シーズンは「コンステレーション・エナジー・シニアプレイヤーズ選手権」が10月開催となり、スケジュールのバランスが向上。開催コースも、「全米シニアプロ選手権」がケーアワーアイランドゴルフリゾート、「全米シニアオープン選手権」がウィスリング・ストレイツ、「全英シニアオープン」がミュアフィールドなど、レギュラーツアーで過去名勝負が行われた会場で争われるということで注目度も上がるだろう。2007年シーズンは合計29試合が予定されている。

日本勢は、チャンピオンズツアー16年目を迎える青木功を筆頭に、準メンバー枠での出場となる倉本昌弘(2006年度ランキング37位)、尾崎直道(同45位)、飯合肇(同50位)の合計4人の活躍が期待される。また、スポット参戦ながら昨年も「全米シニアプロ選手権」で6位、「全英シニアオープン選手権」で15位フィニッシュとなった中嶋常幸の活躍も楽しみ。まだまだレギュラーツアーでも十分戦えるベテラン選手が競うチャンピオンズツアー。「技のゴルフ」に注目しよう。