アジアンツアー

グレッグ・ノーマン率いる新組織が幹部採用を加速

2021/12/16 06:56
チーフ・オペレーティング・オフィサーに就任したアトゥル・コースラ氏(提供写真)

グレッグ・ノーマンがCEOを務めるリブゴルフ・インベストメンツが、組織幹部のリクルーティングを活発に続けている。

今月8日にチーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)としてアトゥル・コースラ氏を迎えることを発表したのに続き、15日にはモニカ・フィー氏、リリー・ケニー氏と2人の女性幹部を上級副社長として、それぞれグローバル・ヘッド・オブ・パートナーシップ、ヘッド・オブ・ストラテジーに任命したと発表した。

コースラ氏は元NFLタンパベイ・バッカニアーズのチーフ・コーポレートデベロップメント・アンド・ブランドオフィサーを務めていた人物で、アメリカで最も高い人気を誇るプロスポーツ界での実績と経験を引っさげて、リブゴルフに加わった。

CAAスポーツ出身のモニカ・フィー氏(提供写真)

また、2017年に米Adweek誌の「スポーツ界で最も影響力のある人物」の一人に選ばれたフィー氏は、メジャーリーガー・大谷翔平のエージェントとして知られるCAAスポーツのプロパティ・セールス・エージェントとしてスポーツ施設のネーミングライツやグローバルスポンサーシップを扱ってきた人物。一方のケニー氏はアマゾン出身で、リブゴルフでは広告関連の決断に関わっていくという。

リブゴルフ・インベストメンツは、10月にアジアンツアーへの2億ドル(約226億円)以上を出資し、2022年シーズンから同ツアーに年間10試合の看板大会を組み込むことを発表している。