ゴルフも落選者多数 東京五輪チケット抽選で悲喜こもごも
2020年東京五輪の観戦チケットの抽選結果発表が20日、始まった。ゴルフ競技をめぐっても、SNS上では悲喜こもごものつぶやきが見られた。
「男子ゴルフ最終日当てたぁ!!タイガーと松山の金メダル争い観たいなぁ?!」
「男子ゴルフ4日間のみ申し込んで全部落選……。ゴルフのチケットで落選ってなんなん」
「家族6人分、計1000万円申し込んで、当選一個。高いのは当たらずに男子ゴルフ3日目4枚」
「全落だぁ。女子ゴルフは行けるかなぁと思ってたんだけど甘かったなぁ…」
「何の番組か忘れたけど、ゴルフは穴場って紹介してて、えーそうかなぁ?とちょっとムカついてたんだけど、やっぱり全然穴場じゃなかったやん」
などなど…。ゴルフは7月30日~8月2日の男子、8月4日~7日の女子で計8日間分のチケットが販売された。価格は第3ラウンドまでの3日間が1日7000円、最終ラウンドと表彰式がある最終日は1万円だった。
会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)は観客2万5000人を収容できるため、単純計算で20万枚のチケットが準備されることになる。東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は、このうちどの程度を今回販売したか明らかにしていない。
組織委は「応募総数などの詳細な数字は販売戦略として公表していない」とするが、抽選に必要なIDは約750万人が登録しており、各競技とも倍率はかなり高かった模様。会場が都心から遠く、炎天下で観戦シートが確保されていないとの指摘があるゴルフも例外ではなかったようだ。
次のチャンスは秋以降の先着順販売
当選者は7月2日までにチケットの代金を全額支払う必要があり、忘れると無効になる。
今回落選した場合でも、今年の秋ごろには先着順販売が予定されている。2020年春からは直前販売として、公式チケット販売サイトや都内に設置されるチケット販売所、公式リセールサービスで購入できる可能性は残っている。