L.デービースが初代優勝者 斉藤裕子は5位/全米シニア女子
2018/07/16 11:13
◇米国シニア◇全米シニア女子オープン 最終日(15日)◇シカゴゴルフクラブ(イリノイ州)◇6082yd(パー73)
5打差リードの単独首位からスタートした54歳のローラ・デービース(イングランド)が「68」と伸ばして後続を突き放し、2位に10打差をつける通算16アンダーで独走優勝。全米ゴルフ協会(USGA)が主催する50歳以上を対象にした新設大会で、栄えある初代優勝者として名前を刻んだ。
デービースは海外メジャー4勝、欧州ツアー通算45勝を誇り、今なお欧米のレギュラーツアー参戦を続ける現役レジェンドのひとり。日本ツアーでも7勝を挙げるなど活躍。2015年に世界ゴルフ殿堂入りを果たした。
通算6アンダーの2位にジュリ・インクスター。通算4アンダーの3位にトリシュ・ジョンソン(イングランド)が続いた。
日本勢では、予選会を突破して本選出場を決めた50歳の斉藤裕子が健闘。5位タイからスタートした最終日は「74」と落としたが、通算2オーバーで同順位をキープし、上位で4日間を終えた。下條江理子は通算16オーバーの33位。アマチュアのカヤット朱美中田は通算22オーバーの44位とした。
2019年の第2回大会は、米国ノースカロライナ州のパイン・ニードルズ・ロッジ&GCでの開催が予定されている。