「世界のトップ選手になりたい」 プロ転向の森田遥、藤本らが本間ゴルフと契約
2015/01/05 21:20
「サイバーエージェントレディス」で2位に入るなど、2014年の女子ゴルフ界のアマ旋風を牽引したひとり、森田遥(18=香川・高松中央高3年)が5日、プロ転向を果たした。森田と新たに契約を結んだ本間ゴルフ(東京都港区、西谷浩司社長)が同日、都内でイベントを開き、発表した。
森田は「全然プロになった実感はないけれど、よりしっかりしないといけないと思った。宮里藍さんやステーシー・ルイスさんのように世界で戦ってずっとトップで居続けられ、周りから尊敬される選手になりたい」と抱負を語った。今季は、米女子下部ツアーを主戦場とする意向だ。
「自分なりに基礎を固められるようなプレーができたら、結果はついてくる」と語り、具体的な目標タイトルは置かずに“自分で満足できるゴルフ”を目指す。渡米の時期については「(高校の)卒業試験を受けてしっかり終わらせてから」と話し、未定とした。
森田は昨年、「サイバーエージェント」2位のほか、「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」で3位、「サントリーレディスオープン」で9位に入る活躍を見せた。年末には米女子ツアーの予選会(QT)に挑戦も、ファイナルQTを突破できなかった。
本間ゴルフはまた、藤本佳則、福田真未が新たな契約プロになったと発表した。藤本は「クラブと、スタッフの対応の早さに魅力を感じた。本間で優勝したいと思う」と語った。
本間ゴルフ契約選手として初めての賞金王に輝いた小田孔明も、この日行われたイベントに出席。「国内では日本オープンを取りたい。最多勝を取って、賞金王を取る」と今年の目標を掲げた。