14歳から66歳、50の国と地域が集結/世界女子アマ・アラカルト
明日から開幕する世界女子アマチュアチーム選手権「エスピリトサントトロフィー」は、50の国と地域が参加して争われるアマチュアのチーム対抗戦。各国3人が4日間72ホールをラウンドし、各日上位2人のスコアをチームスコアとして採用して、順位を競う。
日本チームは、岡山絵里(大阪商大高3年)、勝みなみ(鹿児島高1年)、松原由美(大阪学院大高1年)の3選手。今年5月に台湾で行われた日韓台の対抗戦「ネイバーズトロフィー」で優勝を飾ったメンバーのうち、森田遥(高松中央高3年)を除く3人がそのままチーム入りを果たしている。
世界アマチュアランキングのトップ25に入っている選手のうち、1位のミンジー・リー(オーストラリア)を筆頭に13選手が顔をそろえる。日本勢では勝が25位で最上位につけている。
大会の最年少プレーヤーは14歳のハン・ジョフア(台湾)、マリア・イネス・バルボサ(ポルトガル)、ドロタ・ザレウスカ(ポーランド)、ヴァレリア・パシェコ(プエルトリコ)の4選手で、最年長は66歳のベアトリス・アレナス(グアテマラ)。初出場となる国は、ナイジェリアだ。
直近2大会は韓国が連覇を果たしているが、先述した「ネイバーズトロフィー」では、日本はその韓国チームを破っている。なお「ネイバーズトロフィー」は、4選手が出場して上位3人のスコアが採用される点が、今大会と異なる。
また、大会の模様は連日インターネット(http://movie.worldamateur2014.org/)でも放送される。将来の女子ゴルフ界を賑わすであろう若手プレーヤーたちをチェックするだけでなく、世界各国のゴルフ事情を把握するという点においても、絶好の機会といえるだろう。(長野県軽井沢町/今岡涼太)
※エントリーしていたナイジェリアがレジストに現れず、50ヶ国・地域の代表が参加となった。