日本初!「第1回日本スピードゴルフ選手権」を開催
「第1回日本スピードゴルフ選手権」が28日(火)、茨城県の利根パークゴルフ場で行われた。18ホールのランニングタイムとストロークプレー(スクラッチ競技)の合計ポイントで争う競技方式。日本での初開催とあって、スピードゴルフインターナショナル、エクゼクティブディレクターのティム・スコット氏も来日し、エキシビジョン参加でプレーし、スピードゴルフの魅力をPRした。
「スピードゴルフは、ゴルフの本来とは違った側面を見せたくて、ランニングとゴルフを融合させたスポーツ。健康促進など、たくさんの可能性を秘めておりもっと幅広い人にトライしてもらいたい」とスコット氏。タイムは48分17秒、スコア「72」のトータル120.17ポイントという結果に、この日参加した競技者からは感嘆の声が上がった。
記念すべき第1回大会では、18ホールの部、松井丈さん(東京都)がタイム46分31秒、スコア「76」でまわり、トータル122.31ポイントで優勝。9ホールの部では焼山恭克さん(千葉県)が、タイム32分42秒、スコア「39」でまわり、トータル71.42ポイントで優勝を飾った。なお、9ホールの部で参戦したお笑いタレントのキングコング梶原さんはタイム46分05秒、スコア「44」で回りトータル90.05だった。
■ 松井丈さん(東京都):18ホールの部 優勝
「知人の誘いで初めてスピードゴルフをプレーしました。世界記録※を見たときには『あんな記録、ほんとに出るのかね』と思いましたが、プレーしてみたら意外と近づけましたね(笑)。普段からゴルフの際には呼吸を意識するようしています。スピードゴルフは走っていて常に心拍数があがっている状態。その心拍数に合わせてテークバックをとり、プレーのリズムを組み立てるのがポイントです」。
■ 焼山恭克さん(千葉県):9ホールの部 優勝
「とにかく気持ち良かった。ゴルフでは味わえない爽快感、達成感があります。スコア、成績の良し悪しに関係なく、精神衛生上、スピードゴルフはとてもいいと思います。2回目も是非参加したい。18ホールは厳しいかもしれませんが、9ホールでタイム、スコアを縮めたいと思います」
※世界記録:2005年10月にクリストファー・スミス(米国)が出した、スコア「65」、タイム44分06秒の合計109.06