日本シニアオープン初日/ビッグネームが上位を占める
2006/10/26 18:00
第15回「日本シニアオープンゴルフ選手権競技」が、三重県の桑名カントリークラブで開幕した。注目は昨年初出場で今大会を制した中嶋常幸。10月1日には「日本プロゴルフシニア選手権大会」でも勝利を収め「日本」タイトルを総なめにしたばかりだ。
その中嶋は初日7バーディを奪ったが、中盤にダブルボギーを叩くなど勢いに乗れず4アンダーフィニッシュ。首位に2打差の6位タイとまずまずの位置につけた。中嶋の上に名を連ねたのは、いずれ劣らぬ名手たちだった。
5アンダー3位タイには、いまやシニアの顔となった室田淳と米国から帰国し参戦している尾崎直道。レギュラーツアーでも活躍する2人に肩を並べたのは青木功だ。青木は5バーディ、ノーボギーと堅実なゴルフで初日を終えた。
そして、6アンダー首位で並んだのはこの大会に過去3勝している高橋勝成と尾崎と同じく米国チャンピオンズツアーで戦う飯合肇。飯合は11番から3連続バーディを奪うなど、インコースだけで5ストローク伸ばす「31」を記録、大会初制覇に向け好スタートを切った。