森桜子が若林舞衣子に大逆転!大会連覇に弾みをつけた
2007/06/21 18:00
宮崎県の宮崎CCで開催されている、第49回「日本女子アマチュア選手権」の3日目。ストロークプレーによる予選を勝ち抜いた32名によるマッチプレーがスタートした。この日は1回戦16試合と2回戦の8試合が行われ、今年の「日本女子オープン」への出場資格が与えられるベスト8が出揃った。
午前中に行われた1回戦では、金田久美子(クラーク記念国際高等学校3年)が、青木瀬令奈(前橋市立箱田中学校3年)に破れたが、その他の注目選手は順当に勝ちあがった。
午後の2回戦で最も注目を浴びたのが、今年のプロテストでトップ合格候補の若林舞衣子と大会連覇を狙う森桜子(東北高等学校3年)の対決だった。共に優勝候補に挙げられる選手の戦いは中盤から若林が主導権を握り15番で3アップにし、ドーミーホールに入った。ところが、森は諦めずに16番から18番まで3連続で奪うと、19ホール目のエキストラホールで逆に1アップにし大逆転勝利を果たした。
その他、ベスト8に残ったのは、1回戦で金田を破った青木瀬怜奈。綾田紘子、桒原えりか、竹村真琴、宮里美香、酒井美紀、森田理香子となっている。明日、大会4日目は準々決勝4試合と準決勝2試合が行われる。年々若年層の厚さが目立つ女子ゴルフ界だが、ベスト8に残った8名はすべて10代の8名となった。