2021年 アジアアマ

中島啓太がアジアアマ初制覇 松山、金谷に次ぐ快挙

2021/11/06 21:28
中島啓太が日本勢3人目を快挙を達成した

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 最終日(6日)◇ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ(UAE)◇7203yd(パー71)

世界アマチュアランキング1位の中島啓太(日体大)が通算14アンダーの首位で並んだコー・タイチ(香港)をプレーオフ2ホール目で下し、大会初優勝を遂げた。松山英樹(2回)、金谷拓実に続く日本勢3人目の快挙で、2022年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を獲得した。

優勝インタビューに英語で「世界1位としてプレッシャーは感じたが、楽しめた。英樹さんと拓実さんに続くことができて誇らしい」とし、ディフェンディングチャンピオンの松山とマスターズで対決できることに「興奮している」と語った。

1打差の首位で出た中島は最終ラウンドを6バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「68」とした。

前半5番までに3バーディを重ねて3打のリードを築いたが、2打目がバンカーからラフに出すだけとなった9番でダブルボギー。後半は3バーディを奪い、5位から出て「65」をマークしたコーをとらえてホールアウトした。

18番で繰り返されたプレーオフ1ホール目は互いにパー。2ホール目で、第2打が池につかまったコーのダブルボギーパットを残す中、中島は5m以上のバーディパットを沈めてこぶしを振り下ろした。“チーム日本”から祝福のウォーターシャワーを浴びて涙をぬぐうと、グリーンに向かってお辞儀をした。

悲願のタイトルを獲得し、マスターズ出場を決めた

阪根竜之介(フロリダ州立大大学院)が通算11アンダーの5位。河本力(日体大)と森山友貴(オレゴン大)が6アンダー16位で終えた。

<上位と日本勢の成績>
優勝/-14/中島啓太
2/-14/コー・タイチ
5T/-11/阪根竜之介
16T/-6/河本力森山友貴
21T/-4/欧陽子龍
28T/-2/杉浦悠太

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