2023年 全米女子プロ

古江彩佳と笹生優花が3打差6位発進 畑岡奈紗33位 渋野日向子は出遅れ

2023/06/23 09:31
メジャーの舞台でも好調をキープ。古江彩佳は6位でスタートした

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日(22日)◇バルタスロールGC(ニュージャージー州)◇6621yd(パー71)

今季のメジャー第2戦が開幕した。ジャック・ニクラス青木功が1980年「全米オープン」で演じた“死闘”で知られるバルタスロールGCに日本勢8人が挑戦。米ツアーの年間ポイントレースで3位につける古江彩佳と、メジャー1勝の笹生優花がともに「69」で回り、首位に3打差の2アンダー6位で滑り出した。

5アンダーの単独首位に南アフリカのリーアン・ペース。4アンダーの2位に2016年大会で優勝したブルック・ヘンダーソン(カナダ)、中国のイン・ルオニンリン・シユが並んだ。古江、笹生と並ぶ6位グループには前週優勝のレオナ・マグワイア(アイルランド)も名を連ねた。

笹生は折り返しの18番(パー5)、残り約210ydからUTで4mほどに2オンしてイーグルを奪取。アゲンストの風ながら、ティイングエリアが前に出される好条件も生かす1Wショットも含めた完ぺきなプレーでスコアを伸ばした。

「風が結構舞っていた」という4番(パー3)でバンカーから脱出に2打を要してダブルボギーも、続く5番はバンカーからチップインバーディ。体調不良からの復帰戦でもあるメジャーで好スタートを切り、「やることをしっかりやって、楽しんでいきたい」と冷静に話した。

畑岡奈紗は4バーディ、3ボギー1ダブルボギーと出入りの激しい展開を「72」でまとめ、世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)らと同じ1オーバーの33位で初日を終えた。

西村優菜西郷真央は連覇がかかるチョン・インジ(韓国)、リディア・コー(ニュージーランド)らとともに3オーバーの61位で2日目を迎える。

メジャーで約1カ月ぶりの米ツアー出場となった渋野日向子はバーディなし、7ボギーの「78」を叩き、野村敏京と同じ7オーバー134位。勝みなみは2つのダブルボギーを含む「79」で8オーバー146位と大きく出遅れた。

★KPMG全米女子プロゴルフ選手権_第1日_笹生優花ハイライト
このページでは動画が再生できません。GDOサイトでご視聴ください US
GDOサイトで視聴する
ティイングエリアで待ち時間。今日はほんと時間掛かったなぁ。
ボールの行方を見つめる表情もどこか不安げ。
手にはカイロ。寒い一日でした。
最終日まで駆け抜けますよ。
奈紗ちゃんのアイアンの音で、ほんと白飯食べられますよね。
佐藤キャディともナイスコンビだね。

2023年 全米女子プロ