2021年 キア・クラシック

メジャー前哨戦で畑岡奈紗が2年越しの連覇挑む “母”ミッシェル・ウィも復帰

2021/03/24 10:55
大会連覇を目指す畑岡奈紗(写真は2019年キア・クラシック)

◇米国女子◇キア・クラシック 事前情報◇アビアラGC (カリフォルニア州)◇6609yd(パー72)

3週ぶりとなる今シーズン第4戦に畑岡奈紗がディフェンディングチャンピオンとして臨む。2019年大会は最終日に朴仁妃(韓国)を逆転して米ツアー3勝目を飾った。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。直近「ドライブオン選手権」では1年7カ月ぶりとなる予選落ちを喫しているだけに、2年越しの連覇がかかる今大会で次週のメジャー初戦「ANAインスピレーション」に向けて弾みをつけられるか。

同じカリフォルニア州で開催されるメジャー前哨戦は、世界ランキングトップ10が今季初めて勢ぞろいと充実のフィールドを形成。昨年12月「全米女子オープン」を制したキム・アリム(韓国)もツアーメンバーとしてデビューする。

ハイレベルな大会でもうひとつの大きなトピックがミッシェル・ウィの復帰。手首のけがもあってトーナメント出場は2019年6月「KPMG全米女子プロ選手権」が最後となっており、20年6月には第一子の長女を出産した。「ANA」にもエントリーし、かつての天才少女が母としてカムバックを果たす。

日本勢は野村敏京山口すず夏、今季米ツアー初出場となる上原彩子も参戦する。

<主な出場予定選手>
畑岡奈紗コ・ジンヨンキム・セヨンイ・ジョンウン6ブルック・ヘンダーソンネリー・コルダレキシー・トンプソンミンジー・リーダニエル・カンキム・ヒョージュ朴仁妃リディア・コー野村敏京上原彩子ミッシェル・ウィキム・アリム山口すず夏

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